2015年08月

「…あの…」幸子はもじもじしています。

「なんでも聞くっちから」かわっちが優しく言います。

「かわっち!」幸子が思い切って言いました。

「お金貸して!」

「もちろんOK…え? あ、お金っちか? い、いくらっち?」

「50万円」

 かわっちはペットボトルのキャップを開け、お茶を口に含みました。
 そして、プーッと吹き出しました。

「お金何に使うっち?」
「あたし、2年前に事故で目が見てなくなって人生を諦めてたんだけど、最近やりたいことが出来たの」
「何っち?」
「目を治して、かわっちと歩きたい」
「え?」
「はじめてかわっちと会った日、あたし、本当は橋を渡るのが怖くて立ちすくんでたの。自分で踏み出そうって決めたのに。でも、いざ橋を渡ろうとすると怖くて歩けなくなった」
「そうだったっちか…」
「かわっち…。あなたがあたしの手を引いて橋を渡らせてくれたの」
「さっちゃん」
「でも、ずっと手を引かれたままじゃなくて」

 遠くで、2歳くらいの男の子が、両手を広げたお母さんに向かってヨチヨチと歩いているのが見えました。

「かわっちの横を並んで歩いてみたいの」

 男の子は転んでしまいました。
 お母さんは動かずに見ています。
 男の子は立ち上がり、また、たどたどしい足取りでお母さんへと歩き出しました。

「そして、いつの日か結婚したり、子供を作ったり、そんな普通の家族になりたい」
「さっちゃん…」
「あ、ゴメン。いきなりこんな話しちゃって。いきなりお金、それも何十万も貸してなんてありえないよね。あたし、何言ってるんだろう。ゴメン。やっぱり忘れて」
「…大丈夫っちよ」
「え?」
「誰だって、人は絶対に前に進めるっち。そして、幸せになれるっち」
「…かわっち」

 男の子は何回か転んでは立ち上がり、やっとの思いでお母さんのところにたどり着きました。
 お母さんは頑張った息子を強く抱きしめました。

「絶対におれっちがなんとかするっちから」
「かわっち…ありがとう…」幸子は涙をぽろぽろと流しました。
 かわっちはその涙を拭きながら西川口に土下座をして金を借りようと考えていました。


 夕方になり二人は帰ることにしました。

 西川口の車が停めてある駐車場へ行くと西川口はランボルギーニの前で膝を抱えていました。
 なんだかその体からとてつもない負のオーラが漂っています。
 明らかに危険人物です。

10西川口

 
「ちょ、ちょっとトイレに行って来るっちね」
 かわっちは西川口の手を引いてトイレの個室に入りました。
「デート上手くいったみたいだね…」
「うん…。まあ…。それより何があったっち? なんか世界の終わりみたいな顔して」
「FXで破産しちゃった…」
「え?」
「5億円くらいあった資産がなくなっちゃった」
「…5、5億?…」
「…帰ったらやけ酒付き合ってくれるよな」
「も、もちろんっち。実はおれっちもちょっと相談が…」
「何?」
「あ、後で話すっち?」

 3人は再びランボルギーニに乗り込みました。
「かわっち。すごく言いづらいんだけど、なんか、この車…悪い気を感じるの」
「そ、そうっちか。おれっちも実は同じことを感じてるっち」
 西川口の負のオーラは幸子の左半身にまで及んでいます。
「なんだか、FXに失敗して何億円も一気に損した男が一緒に乗ってるみたいな…よくわからないけどそんな感じの気持ち悪さっていうか…」
「そ、そうっちね。よくわかるっち」
 西川口の負のオーラはいつの間にか車内全体を包み込んでいました。
「この車…ゴメンね。こんなこと言って。でも…たぶん手放したほうがいいと思う…」
「ま、まあ、結果そうなるっちから…」

 車は何回か信号無視をしたものの、なんとか無事に新荒川大橋のたもとまでたどり着きました。

「じゃあ、かわっち」
「今日は楽しかったっち」
「あたしも…ありがとう」

 二人は名残おしく別れました。

 それから、西川口とエルザタワーの部屋へ移動しました。
 部屋の窓から東京の街に沈みゆく夕日を見て西川口がつぶやきます。
「いつ見ても最高の景色だな」
「そうっちね」
「ま、このマンションももう売り払わないといけないんだけど」
「そうっちね…」
「飲むぞ!」
「飲むっち(うわー。暗い酒になりそうっち)」
「ふるっふー」はとっちが鳴きました。

 二人はウィスキーを水で割ることもせずにオンザロックで飲み続けました。
 ほとんど会話はありません。
 たまに西川口がため息をつき、はとっちが「ふるっふー」と鳴くだけです。
 その状態で1時間ほど飲み続けました。

「で、相談って何?」やっと西川口がため息以外の音声を発しました。
「あ、ああ…」
 重たい沈黙が部屋に広がります。
「あの…この状況ですごく言いづらくなったっちけど…」
「はい…言っても無駄だと思うけど一応どうぞ」
「50万円ほどお借りさせていただけないっちか?」
「50万円あると思う?」
「…終了っち…」かわっちはつぶやいてトライアングルを鳴らしました。チーン。
「ふるっふー」はとっちが鳴きました。

「ただな…」西川口が言いました。
「何っち?」
「この前ここで東川口と会っただろう」
「ああ、友達の、お医者さんの」
「実は、あいつに頼んで手術の手配はしておいた」
「本当っちか?」
「ただ、金はない。50万円お前が自分で用意してくれ」
「…」
 沈黙するかわっちに西川口は言いました。
「やめたら?」
「え? どういうことっち?」
「あの子の目を治すの」
「…でも…」
「お前もわかってるだろ」
「何っち?」
「何ってあれだよ。あの子の目を治したらお前がモンスターってことがバレるだろ」
 かわっちは下を向いています。
「…そうっちね」
「あの子の目を治さずにいれば、そのまま黙って付き合うこともできるんだぞ」
 かわっちは少しの沈黙のあと顔を上げました。
 その目は何かを決意したように強い意思が宿っています。
「いつまでっちか?」
「え? いつまでって?」
「お金用意するの」
「…3日後だ」
「時間ないっちね。悪いけど仕事探しに行ってくるっち」
「お前…」
 かわっちは頷きました。
「でも、3日で50万円だぞ。無理だろ」
「約束したっちから。西川口さん。いろいろありがとうっち。さっちゃんの目を直せたら、西川口さんのこともおれがなんとかするっち」
「なんとかってお前…」
「おれっちも勝ち組の人生に飽きたっち。誰かに何かをしてみたくなったっち」そう言ってかわっちは部屋を出て行きました。
「ふるっふー」はとっちが鳴きました。

漫画02

 幸子が歩いて来ました。
 着ているものはいつもと同じゆったりしたニットとロングのスカートでしたが、その姿ははいつもにも増して美しく、かわっちには後光がさしているように見えました。
 幸子なりにデートに気合を入れてきたのか、首元には、いつもはしないアクセサリーが輝いています。
「ほえー」
(かわっち。いいか、うまくほめるんだぞ)西川口が囁きました。
(ラジャ)
「ここっちよ」かわっちが幸子に言いました。
「おまたせ」幸子は弾んだ声です。
「今日は一段と美人っち。シンプルなファッションでも着る人が着ると違うっち。とくにそのネックレス。あの…、えっと…、ティファールっちな。よく似合ってるっち」
 ティファール?
(ティファニーだ)西川口は頭を抱えました。
「そう? うれしい」幸子は素直に喜んでました。
(あれ?)幸子は昨日までと様子が違ってました。
「車、あっちに停めてるっちから」
 かわっちがそう言うと、幸子は自然とかわっちの手に捕まりました。
 西川口は幸子を盗み見ます。
 幸子は幸せそうです。

 3人は西川口の車、ランボルギーニに乗り込みました。
 左ハンドルの運転席には西川口、その背中におんぶされているかわっち、助手席に幸子、幸子は西川口の存在には気づかずかわっちが運転していると思っています。
「かわっち、運転上手なのね」
「そうっちか。たしかにドライビングテクニックには自信があるっちよ」運転している西川口は苦笑いです。
「これ、なんて車なの?」
「え? ああ、あのラ、ラ、ランボルニーギ?」ランボルギーニ!
「へえー。なんかお洒落なやつ乗ってるね」幸子はかわっちの間違いに気づかないふりをしてくれています。
(なんか、いい子じゃないか…)西川口は思いました。

 車は目的地に着き3人は車を降りました。
「ちょっと、トイレに行ってくるっち」西川口の合図でかわっちは幸子から離れました。
 トイレの個室でかわっちは西川口の背中から下りて聞きました。
「どうしたっち?」
「ここからはお前たち二人だけのデートだ」西川口が言いました。
「え?」かわっちが震え出しました。
「ふ、二人だけの…デートっち? だ、大丈夫。まかせておくっち…」
 言葉とは裏腹に、ケータイのマナーモードのように振動しています。
「かわっち。大丈夫」西川口がかわっちの肩を掴みました。そして一緒に震えました。
 二人はヴーーーーーーーという低い音を出してヴァイブレーションしています。
「あのごば、おばえどいるのが楽しいんだだだだ」
「本当っぢかかかか?」
「見でればわがるるるる」西川口の言葉にかわっちの表情が和らぎました。そして震えが止まりました。
「楽しんでこい。これは一応お守りだ」西川口はかわっちにいつものインカムを渡しました。
「西川口さんはこのあとどうするっち?」
「やることもないし、スマホでFXでもしてるさ。お前を見てたらおれもひとつ勝負をしてみようって気になった」

 かわっちは幸子とグリーンセンターの秋の自然を満喫していました。
 手をつないで歩く二人を秋の風が優しく包みました。

 昼になり、ふたりは芝生の上にレジャーシートを敷いて座りました。
「あの、お弁当作ってきたんだけど…食べてくれる…?」
「もちろんっち」
 目が見えない幸子が作った弁当はおにぎりの大きさがまちまちで、盛り付けも綺麗ではありませんでしたが、かわっちは喜んで食べました。

「こんなにおいしいお弁当はじめてっちよ」
「あ、そう? …ありがとう…。実はあたしも…誰かにお弁当作ったのはじめて」
「本当っちか? でもさっちゃん綺麗だから今まで色んな人と付き合ったっち?」
「ううん。なんか色んな噂を流されたりしたけど、ちゃんと付き合った人って、実はこれまで一人しかいないの」
「へえ。意外っちね。どんな人っち?」
「ええと。そうね。戸塚くんって言って」
「戸塚…。戸塚安行の戸塚っちか。新井宿とお似合いっちね」
「でも、結局あたしのわがままで傷つけて別れた。…きっと、あたしの顔なんて見たくないと思う」
「そんなことないっちよ」
「…なんかつまんない話しちゃったね」
「イケメンだったっち?」
「え?」
「その戸塚くんっていう彼」
「全然。あたし顔にはこだわらないの」
「本当っちか?」
「うん。だからかわっちがもしイケメンじゃなかったとしても全然いいんだよ」
 かわっちは顔をほころばせました。
「ま、まあおれっちはイケメンっちから関係ないっちけど。でも、見せられないのが残念っちな~」
「あら、そうなの。たしかに見られなくて残念。でもね、本当に顔にはこだわらないの」
 かわっちはガッツポーズをしています。
「最悪人間であればそれでOK」幸子は笑いました。
(人間であれば…)かわっちは膝を抱えて下を向きました。


 ご飯を食べたあと二人で仰向けに寝転びました。

09グリーンセンター


「静かね」
「そうっちね」
 そこで会話が途切れました。

 遠い空で雲が流れています。

「ねえ。かわっち…」幸子が言いました。
「大切な…話があるの…」

 その瞬間、二人を取り囲む空気が一変しました。
 具体的には少女漫画のように空間にキラキラした粒子が散りばめられました。

 かわっちは思いました。
(キターーーー!!! これは…世に言う告白っち。へ、返事はもちろんOKっちよ!)

「何っち?」

「あのね…あの…」

 かわっちは返事を待ちます。

 かわっちの鼓動は高鳴り、トクントクンという音がその耳にはっきりと聞こえるようです。

「ちょ、ちょっとかわっち…」幸子は柵にしがみつきました。
 しかし、目の見えない幸子にはかわっちの安否はわかりません。
「かわっちぃぃぃ」幸子は叫びました。
 しかし、かわっちの声は聞こえません。
 幸子はどうしていいかわからず柵に額をつけて泣きました。
「かわっち。かわっち…」幸子はそのまま泣き続けました。
 3分ほどたって、ぺちゃぺちゃという濡れた足音が近づいてきて幸子の前で止まりました。
 荒い息遣いもします。

「これは大切なものっち。こんなふうに捨てたらダメっちよ」
 荒川から幸子の杖を拾ってきたかわっちでした。
 かわっちはうずくまってる幸子を立たせて杖を手に持たせました。
「…濡れてる」
「そうっちね」
「た、大切な杖なのよ」
「わかってるっち」
「濡れてるじゃないの」
「え?」
「なんで濡れてるのよ」
「え? それはさっちゃんが…」
「あたしのせいなの?」
「いや、ごめんっち」
「…」幸子は涙を流しています。
「それだけ?」
「いや、あの、この度かわっちは幸子さんの大切な杖を濡らすという失態をおかしてしまったことをここに深く謝罪させていただきます。今後このようなことのないようより一層注意して参りたいと…」
「そんな言葉じゃないの」
「…じゃあ、どうすればいいっちか?」
「明日は休みなの。あたしをデートに連れていきなさい」
「え?」
「明日も朝9時、いつもの場所で待ってなさい」
 幸子はそう言って去って行きました。
 橋の真ん中に取り残されたかわっちは冷たい秋風にくしゃみをするのでした。

「まさかあの女が自分からデートに誘ってくるとはな」
 西川口が橋のうえで佇むかわっちに近づいて来ました。
「デート?」かわっちが言いました。
「ああ、デートだ。そう言われたろ」
 西川口に言われ、かわっちは表情を変えることなくタバコを取り出しました。
 そして、100円ライターで火を付けようとするのですが指先が震えて全く火がつきません。
 火をつけるのに失敗する音がカチッ、カチッっと何度も響き渡ります。
「おおお、おれっちがデートにささささ誘われた?」声も震えています。
「ああ」
 かわっちは全身がガタガタと震えています。
「落ち着けかわっち」
「おおお、落ち着いてるっち…」落ち着いてません。
「お前、デートしたことないのか?」
「あああああるっちよ」ありません。
 かわっちはやっと思いで火をつけたタバコを、気ぜわしくふかすものの指先の震えはいっこうに収まりませんでした。
「しょうがねえな。俺が全面的に協力してやる。とりあえず来い」
「ふるっふー」はとっちが鳴きました。

 かわっちたちが西川口の部屋に入ると東幹久みたいな感じの、知らない男がいました。
「こんにちは。君は…かわっちか」男は気さくに話しかけてきました。
「そうっち。かわっちっち。あなたは?」
「そいつは東川口。俺のともだちだ」西川口が紹介しました。
「どうもっち。西川口さんと東川口さんっちか。面白いっちね」
「そうだな。東川口はこう見えて医者なんだ。それで俺はこのとおり資産家。孤高のトレーダー」
「へえ」
「じゃ、ま、そういうことで」東川口と紹介された男は席を立ちました。
「もう帰るっち?」
「うん。じゃ」
「じゃ、よろしく」西川口が言いながら玄関に送りました。
「ふるっふー」はとっちが鳴きました。

「あの人何しに来てたっち?」
「ちょっとな。相談があって」
 かわっちはリビングにあるソファに腰掛けてあらためて部屋を見回しました。
 部屋の調度品はどれもかわっちにはよくわかりませんが高そうなものばかりです。
「いつ見てもすごいっちね」
「ああ、親から多額の遺産をもらったからな」
「え?」
「ん?」
「なんか裸一貫でFXでここまでのし上がったみたいなイメージで語ってなかったっち?」
「ああ、職業と言われたらFXのトレーダーだけど、あれ実はあんまり勝てないからな」
「え?」
「というかまあ結構負けてばっかり? ま、いつか取り返すからいいんだよ。取引所に貯金をしてるってわけだ。ちょっと引き出しにくい貯金だけど」
「うわ。なんか…知るほどにカッコ悪いっちね」
「勝負の世界に生きてる男に向かってカッコ悪いとはなんだ」
「だってなんか…」
「そんな態度のやつにはデートの協力してやらねえぞ」
「カッコイイっち。憧れるっち」
「ふるっふー」

「でだ。まずはデートの会話。これが重要だ。一番大切なのはなんだと思う?」
「全くわからないっち」
「ほめること! 女はとにかくほめてほめてほめまくって気持ちよくさせるんだ」
「き、気持ちよくっちか?」
「素敵な服だね。着る人が着ると違うなとか外見、内面、とにかくほめるところを探してほめまくれ」
「わ、わかったっち」
「あとはどこに行くかだが」
「それなら考えがあるっち」
「どこだ?」
「ホテ…」
 西川口はハリセンでかわっちをはたきました。
「グリーンセンターがいいと思うっちよ」
 グリーンセンターとは川口市が運営する四季折々の花やみどり、紅葉などが楽しめる広大な公園です。
「なるほど。この季節、紅葉の中を落ち着いて散歩したりするのは悪くないかも知れないな。目が見えなくてもそれなりに楽しめそうだな。お前にしてはいい案だ」
「じゃあ、これでバッチリっちね」
「いやひとつでっかい問題があるぞ」
「何っち?」
「足だ」
「足っち?」
「グリーンセンターまでどうやっていくんだ」
「足で行くっちよ」
「お前はアホか」
「え?」
「歩いて何時間かかると思ってるんだ」
「2時間くらいっちかね?」
「目的地まで2時間も歩いていくデートがあるか。途中で心折れるわ! しかも彼女は目が見えないんだぞ」
「じゃあ、何で行くっち?」
「車だよ。車。しょうがないから俺のランボルギーニを特別に貸してやるから」
「やったっち」
「ところでお前免許は」そう言って西川口はかわっちを見ました。
 緑色のモンスターは、はとっちとアホ面を下げて阿波踊りを踊っています。
「持ってるわけないよな」はしゃぐかわっちを見ながら西川口は頭を抱えるのでした。

 朝になりました。
 荒川の橋の上ではかわっちが幸子を待っています。
 しかし、今日のかわっちは様子がとてつもなく変です。
 どう変なのか? 
 西川口と一緒なのですが、かわっちは西川口におんぶひもでおんぶされてまるで大きな赤ん坊です。
「まったくなんでおれがこんなこと…」
「恩に着るっち」
「はあ…」
「しゃべったらダメっちからね」
 車の運転が出来ないかわっちはデート中、西川口と合体し、運転させることで目の見えない幸子をごまかそうという最低な作戦でした。 

08おんぶ
 

漫画01

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